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ゲームラグ白書 › L4 インターネット回線

DNSの障害・遅延 DNS failure / slowness

原因ID isp-dns · 主担当 外部・外部 · 副担当 ゲーム開発チーム・クライアント開発

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サーバー名をアドレスに変換するDNSが遅かったり失敗したりすると、ログインサーバーやアップデートサーバーを見つけられません。

なぜ 通信事業者のDNSの障害または設定ミス → すると ログイン・アップデートサーバーのアドレスが見つからない → 画面では 接続ボタンを押した後に長く待たされるか接続不可。すでに接続している人は問題ない

症状
接続不可・無限ロード
要因
遅延, パケットロス
誰に起きるか
特定の地域・ISP, 自分だけ
いつ
接続直後・メンテ明け
担当
主担当 外部・外部 · 副担当 ゲーム開発チーム・クライアント開発
ゲーム開発チームの対応
アドレスのキャッシュ(最後に接続に成功したサーバーのアドレスを記憶)、複数のDNSを用意(1つが失敗したら別のDNSに再度問い合わせ)。
外部の対応
ユーザーに、DNSをパブリックDNSなど別のものに変えてみるよう案内。
グラフでは
一部だけ高い · ログイン失敗数(通信事業者別)、DNSの問い合わせ時間
確認箇所
Resolve-DnsName -Server(またはnslookup)で、ログインサーバーの名前を通信事業者のDNSとパブリックDNSにそれぞれ問い合わせ、応答時間と結果を比較
該当する場合
通信事業者のDNSだけで応答がないか時間がかかり、パブリックDNSに変えるとすぐに接続できる。すでに接続しているユーザーは問題ない
該当しない場合
どのDNSでもアドレスはすぐに返るのに接続できなければ、経路・ファイアウォール・サーバー側
確認手段
ユーザー側の環境で確認
実際の事例
Meta 2021: バックボーンへのコマンド一つでDNSまで消えたFacebookの障害
Cloudflare 2025: CloudflareのパブリックDNS 1.1.1.1の障害
AWS 2025: AWS us-east-1のDynamoDB DNS障害と長引いた復旧

出典

  1. Cloudflare 1.1.1.1 Incident on July 14, 2025 Cloudflare
    パブリックDNSリゾルバーが62分間停止し、名前を解決できなくなったユーザーは事実上すべてのインターネットサービスが使えなかった
  2. RFC 8767: Serving Stale Data to Improve DNS Resiliency IETF
    権威サーバーに届かないときに期限切れのキャッシュを使い続け、障害をしのぐ方式(serve-stale)
  3. Resolve-DnsName Microsoft
    -Serverで問い合わせ先のDNSサーバーを指定して名前を解決
  4. nslookup Microsoft
    DNSサーバーに直接名前を問い合わせるコマンド

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