ゲームラグ白書 › L5 データセンターのネットワーク機器
ケーブル不良・ポートエラー Bad cable / optics (CRC errors)
原因ID dc-bad-cable · 主担当 インフラチーム・ネットワークインフラ
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光モジュールやケーブルが不良だと、その経路を通るパケットが一定の割合で壊れます。
なぜ 光モジュール・ケーブルの不良でビットエラー → すると 壊れたパケットは機器が黙って破棄 → 画面では その経路を使う一部のサーバー・ユーザーだけが、継続的なパケットロスでワープ・引き戻し
- 症状
- ワープ, 引き戻し
- 要因
- パケットロス
- 誰に起きるか
- 特定の場所・チャンネル
- いつ
- 常に
- 担当
- 主担当 インフラチーム・ネットワークインフラ
- インフラチームの対応
- ポートエラー(CRC)カウンターの監視・アラート、光モジュール・ケーブルなどの部品交換、交換までは問題のリンクを外して迂回。
- グラフでは
- 一部だけ高い · ポートごとのCRCエラー数、サーバー・経路ごとのパケットロス率
- 確認箇所
- リンクの両端のCRCカウンターを確認。スイッチはポートのFCSエラー(dot3StatsFCSErrors)・入力エラー(ifInErrors)、サーバーはip -s -s linkのRX errorsのうちcrc(カーネル統計のrx_crc_errors)
- 該当する場合
- 1つのポートのCRCエラーがトラフィック量・時間帯と関係なく継続的に増え、そのポートを通るサーバー・ユーザーだけにパケットロスがある
- 該当しない場合
- CRCエラーがなく出力破棄だけが増えるなら混雑(「スイッチのマイクロバースト」「データセンター回線の飽和」)
- 確認手段
- インフラのツールで確認(ゲームコード不要)
出典
- Understanding and Mitigating Packet Corruption in Data Center Networks (SIGCOMM 2017) ACM
データセンターの35万リンクを分析:破損の原因は不良な光モジュール・損傷した光ファイバー・汚れたコネクタ、破損率は使用量に関係なく一定、経路数を維持しながら問題のリンクを外して修理 - RFC 3635: Definitions of Managed Objects for the Ethernet-like Interface Types IETF
フレームチェック(FCS)の失敗カウンター(dot3StatsFCSErrors)、このエラーは入力エラー(ifInErrors)に合算 - Interface statistics Linux kernel
rx_crc_errors:CRCエラーで受信したパケット数、ip -s -s linkでエラーの種類ごとに確認
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